ねこ + ごはん + ほん

個人的三大セラピーの記録

4月21日(木)よるごはん + ねこ + ほん

3日前の写真使っても良かったんじゃぁ・・・。

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ローストポテトは作ったけど。

 

f:id:withTora:20160422123814j:plainチン3分 + トースター15分程。

 

 

 

と、いうことで猫嬢

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「あれ?もしかして、なんか食べてる?」と、いう覚醒直後顔。

 

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「気のせいか・・・」と、いう落胆顔。

 

 

 

 

 最近読んだ本。

ハピネス (光文社文庫)

ハピネス (光文社文庫)

 

 

桐野夏生さん、結構な数の本を読んでいるんだけど、人間の心のドロドロした部分や、穢い、醜い部分について本当に的確に突き刺してくるような描写が多くて、大好きな作家の1人。

 

ストーリーも、絶望的な中に、少しの希望も見えて、でもやっぱり絶望、的な。

 

今回の本は、「タワマン」いわゆる「タワーマンション」内でのママ友の話。

良く聞く話では、高層階のほうがステータスが高いみたいな、ヒエラルキーがあるっていうやつ。

そんなママ友内の秘密が徐々に明らかに・・・っていうストーリーなんだけど。

 

やっぱり、「VERY」に連載していたからなのかな?

通常の桐野節よりは、抉るような鋭さが無い感じ。

 

終わり方も、もちろんそれでもいいんだけど、そんないい感じでまとまるかなぁという、全員じゃないんだけど、いわゆるハッピーエンドに近い形で。

ちょっと物足りなかったかな。

いや、それは私が必要以上に ドロドロしたストーリーを期待していたからかと思われるけど(笑)

 

 

万人受けするとは思わないんだけど、桐野先生のシリーズの中では、私立探偵の村野ミロシリーズがすごく好きだった。

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

 
天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)

天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)

 
 
水の眠り 灰の夢 (文春文庫)

水の眠り 灰の夢 (文春文庫)

 
ローズガーデン (講談社文庫)

ローズガーデン (講談社文庫)

 
ダーク (上) (講談社文庫)

ダーク (上) (講談社文庫)

  
ダーク (下) (講談社文庫)

ダーク (下) (講談社文庫)

 

 

かなりヘビィなので、万人におすすめしませんが(再)