ねこ + ごはん + ほん

個人的三大セラピーの記録

7月19日(木)よるごはん + ねこ + ほん

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・ カスレ

・ 里芋タラモサラダ

・ Wねぎコンソメスープ

・ サラダ

・ フィグパン

・ ゆでたまご

 

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結構肉肉しいカスレ。

今回はチョリソーと豚ひれ肉のW使い。

 

 

 

 

 

最近読んだ本

デンジャラス

デンジャラス

 

谷崎潤一郎の3番目にして最後の妻「松子」の妹「重子」の視点から語られる、文豪との生活。

もちろん桐野さんの作品ですからね、谷崎を取り巻く人間模様、そして心理描写にはいつもながらの毒ありきなんだけど、時代背景が戦前~戦後~高度成長期ということで、明治・大正時代の女性である姉妹が、新しい昭和の女である息子の嫁「千萬子」に嫉妬するくだりは、時代は違えど同じ40代女としてグサリと来るものが。

とはいえ、最後、谷崎の妻である姉の影で目立たないように生きてきたと見えた重子が懇々と谷崎を説き伏せていく場面、重子の迫力と恐ろしさの描写とともに、やはり一番谷崎を理解していたのは松子ではなく、重子だったんだなと思わせる終わり方で、それがまた良かった。

 

 

谷崎潤一郎と言えば、高校の時に良く読んでいたのを思い出す。

あの特徴的な赤の装丁シリーズ、全て持っていて繰り返し読んでいた。

そういう影響があるから今でも大正~昭和初期の話が好きなのかも。

16歳当時、谷崎を読んで男と女のアレコレに想像を巡らせていたというのも否めませんが(笑)

 

久々に谷崎の本読んでみようかしらん。

 

谷崎と言えばやはり、

細雪 (上) (新潮文庫)

細雪 (上) (新潮文庫)

 

主人公の「雪子」のモデルは先述した「重子」。

 

痴人の愛 (1949年) (新潮文庫)

痴人の愛 (1949年) (新潮文庫)

 

大正時代に書かれたとは思えない「ナオミズム」。

 

春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄 (新潮文庫)

 

これぞ谷崎の書く耽美マゾヒズム真骨頂!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お待たせしましたのちび嬢

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昨晩の撮ってだしちび嬢